2024-12-25

【同性婚訴訟応援】同性婚実現を望むことは、単に結婚したいからではない

プロフィール

左/みえ(40歳、レズビアン、建築CADオペレーター、福岡県出身)
右/かよ(40歳、レズビアン、歯科衛生士、福岡県出身)

パートナーシップ 2018年~(2024年現在、6年目)

住まい 福岡県福岡市中央区

利用制度 パートナーシップ制度:あり(2018年 福岡市、2022年 福岡県) 公正証書:あり(同性パートナーシップ契約、任意後見契約) 緊急連絡先カード:なし

目次

同性カップルにも安心して生きていける未来を

みえ:同性婚の実現を願っているのは、単に「結婚したい」という思いだけではなく、社会保障がほしいというのが一番大きな理由です。2人が将来に対して不安を感じることなく、安心して生きていくために、しっかりとした保障を受けたい。それが、結婚を考える最大の理由ですね。

遺言書も作成しようと考えているのですが、それだけでは本当に大丈夫なのか、という不安もあります。年齢を重ねていくなかで、もっと安心して生きていくための保障がほしいという気持ちが強いです。正直、同性婚が認められたとしても、男女と同じように全く平等な権利が与えられるのか不安です。たとえば、「同性婚は認めますが、これについては適用されません」といわれた場合、結局は男女と同じ扱いを受けていないことになってしまいます。

異性カップルと同じ保証を求めて

みえ:同性婚を認めることに対しても、なかなか国会が動いてくれない状況を見ていると、何かしらの言い訳をしてうまく進めさせないようにしている感じがあるんですよね。だからこそ、私たちが求めているのは、男女カップルと全く同じ保証を、何の違いもなく適用してほしいということです。

将来については、ある程度の設計はしているつもりですが、やっぱり何が起こるかはわからない。明日死ぬかもしれません。過去に同性パートナーを亡くした方がいて、その方は亡くなった彼女の「遺族として法廷に立ちたい」という思いでしたが、パートナーが同性だったというだけで無残に切り捨てられてしまいました。同性のパートナーであるがゆえに、遺族としての権利が認められないという現実は、私たちが直面していることでもあり、他人事ではないのです。

interview&text by Honoka Yamasaki / photo by Rina Amagaya / retouching by Emi Yasuda / みらいふ編集部
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