どのようにセクシュアリティを探したのか、探索のプロセスを紹介する「せくたんストーリー」。副島さんのお話を伺いました。
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自分らしくいるのに性別は関係ない
パートナーがノンバイナリーであることを知った副島さんは、「へぇ」くらいにしか思わなかったと話します。ノンバイナリーという言葉がまだ十分には浸透していない時代に、それほど驚かなかった理由は、自身が話す「自分にも性別の概念がない」という考えが影響しているとか。
副島さんは、自身のセクシュアリティを「選ぶとしたらパンセクシュアル」と表現。過去の恋愛は男性が多く、たまに女性に惹かれていたそうです。「LGBT」という言葉は知っていたものの、当事者ながらにあまり意識しておらず、「自分らしくあれば良い」と思っていたとのこと。
トランス当事者が周りに多かった学生時代
とはいえ、今よりも同性愛やLGBTQ+が理解され難かった20年前。なぜ、セクシュアリティや性別という概念に捉われることなく過ごせていたのでしょうか。
副島さんは「私は定時制の高校だったのですが、年齢も性別もバラバラな人たちが集まっていて、たまたま学生時代、周りにトランスジェンダー男性が多かったんです。カミングアウトされても『へぇ、そうなんだ』くらい。私は男性になりたいとは思わなかったので、私が知らないことや疑問に思ったことを聞いていました」と話します。
セクシュアリティはあくまで名前に過ぎない
日常でそんな会話をする中、ある日「パンセクシュアルなんじゃない?」と言われたそう。副島さんは、パンセクシュアルが相手の性別を重視しないセクシュアリティであることを知り、「セクシュアリティの名前は大事ではないけど、それならそうかもしれない」と感じたようです。ただ、現在も選ぶなら「パンセクシュアル」、言うならば「究極の自分」と、自身をアイデンティファイしているとのこと。




