今回はcoLLaboLINEから20代、30代に焦点をあて、年代特有の「困りごと」には何があるのかを考えていきます。
※ご相談内容はアレンジし、個人を特定できないようにしています。
こちらの記事で、coLLaboLINEにご相談いただいた方のうち、20代、30代が5割以上というデータを紹介しました。
セクシュアリティに関係なく、20代、30代は人生や社会的にも大きな出来事が多い年代です。
1.結婚・出産はしなければならないの?
この年代の方から寄せられた相談で最も多かったのは、恋愛・結婚や、子どもについての話でした。
「友人、職場、家族から、恋愛や結婚や子どもの話を振られる」
「結婚や出産をしているきょうだいと比べられる、比べてしまう」
「恋愛や結婚は異性とするものだと思ってしまう」
「婚活をしているけど気が進まない」…etc。
結婚や子どもといった話題は、友人や家族、職場の中でもたびたび上がる話です。
家族からは(善意であっても)プレッシャーをかけられることもあります。
そのほとんどは異性愛者であることが前提で語られるため、カミングアウトをしていなければ、当然のように自分も異性愛者として扱われてしまいます。
そうして自分を偽ることに疲れを感じていたり、自分自身の気持ちと固定観念の食い違いに迷い悩んでいるにもかかわらず、周囲にも相談できなくなっています。
また、「自分が何者か確かめたくて、出会い系を試してみたけど上手くいかなかった」という、アイデンティティを模索している方もいます。
自分のことを知りたいと思った時に、安心して対話ができる居場所につながることが難しくなっているのかもしれません。
2.セクシュアルマイノリティ女性と仕事
初めて就職して、だんだん仕事にも慣れ、責任も抱えるようになる、20代、30代。
「一人で生きていくには給料が低くて、転職を考えている」
「職場では怖くてカミングアウトできない」
「パートナーのことを異性だと偽って話をするのがつらい」…etc。
生活の糧である仕事は、セクシュアルマイノリティ女性にとって、自分自身で生きていくための給料がもらえるかどうかも重要なポイントになります。
また、一日の大半を過ごすことになる職場では、周囲との関係性を考えカミングアウトが難しいケースもあります。
3.パートナーとの関係性
パートナーがいる方からのご相談はどの年代でもありますが、20代、30代になると、互いの価値観のすり合わせや、制度についての話が多くあります。
「パートナーと生活の価値観や家族観が違う」
「一緒に住む家をどうしたらいいか」
「パートナーと子育てをしたいが、どういう方法があるか」…etc。
家事、経済、住まい、相手の家族との関係…。
異性カップルであれば周囲に気軽に相談できる、相手との生活上のこまごまとした悩み。
パートナーが同性であるが故に相談先やロールモデルが分からず、二人だけで抱えてしまう場合もあります。
まとめ
セクシュアルマイノリティの話題が表に出るようにはなりましたが、異性愛前提の伝統的な価値観はまだまだ残っています。
その価値観の中で育ってきて、結婚や子どもや仕事の話が多く出てくる20代、30代は、しんどくなることも多いでしょう。
coLLaboLINE Staff自分自身の人生や、パートナーと生きていく場合はふたりの関係をこれからどうすべきか、立ち止まって考えることは、確かに大変です。
でも、人生の選択肢は一つではありません。
一人では見えなくても、誰かに話すことで見えてくることがあるかもしれません。そうした時に相談を利用してくださいね。
※ご相談内容はアレンジし、個人を特定できないようにしています。









