2026-04-10

【ひとり親になる】ひとりで2人の子と向き合う覚悟

プロフィール

かんさん(42歳、レズビアン、公務員、佐賀県出身)

住まい 佐賀県 3人かぞく(子ども2人)・マンション暮らし

目次

1人で子育てをする決心

わたしは最初からひとり親だったわけではありません。元パートナーとはつくりたいかぞくの形が異なっていました。子どもが生まれる前にはできていた我慢も、お互いの子どもを巻き込むとなると話が変わってきます。わたしと同じように向こうも我慢していたと思います。そんなこんなで「解散」を選択しました。

とはいえ、1人で子育てをするとなると、いくら自分が頑張っても使える時間は限られ、2人親に比べると子どもにしてあげられないこともでてきます。一軒家から小さいアパートに引っ越して、子どもが「前のおうちがいい、おかあしゃん(元パートナー)に会いたい」と泣いている姿を見て、わたしの勝手で引き離してしまったように感じて。申し訳なくて最初はずっとメソメソしていました。

ですが、私も子どもも徐々に生活に慣れてペースをつかめてくると、新しい生活が快適になってきました。子どもも以前の生活のことはすっかり忘れていきました。出かけ先や遊ぶ内容をすべて子どもに合わせられるのもよかったです。また、パートナーと過ごすとき、一般的には相手のことを気遣って行動したり、相手の意見を取り入れたりすると思いますが、相手の様子を伺って自分の行動を決めるのではなく、自分がやりたいことをやりたいときにやれることに開放感を抱く自分にも気づきました。

ひとり親ならではの不安

不安に思っていることの1つは、やはり「家に大人がひとりしかいない」ということです。子どもをしかる役も励ます役も全て自分が担わなければならない。今は子どもが小さいからなんとかなっているけど、思春期を迎えたときにうまく対応できるか心配ですね。

もう1つ難しいのは、上の子と下の子の個性が大きく違うので、上の子のときのやり方が下の子に通用しないこと。最初は年齢の違いからくるものだと思っていましたが、単に年齢の問題では説明しきれないほど、それぞれの個性が際立ってきています。その全く違う個性を一緒に育てることは難しいです。2人で過ごしていると、子どものどちらかが我慢している場面が多くあります。こんなとき、体が2つあればそれぞれに向き合えるのに……!と強く思います。

自分と向き合う時間の大切さ

ひとり親であることは自分に向いていると感じるのですが、家に帰ると大人と話せないことがしんどさの1つです。思考を整理したり、気づきを得たりするのに他者との会話は必要だと思います。このまま歳をとっていったとき、会話の積み重ねがないわたしは将来どうなるんだろうと不安になることがあります。友だちはいるけれど、今のところ日常的に気軽に話せる時間はほとんどありません。時間を確保するにも調整が必要だし、飲み誘うのも改まった感じになってしまう。そうじゃなくて、もっと気軽に「最近こんなこと気づいたんだよね」「これ面白いと思うんだけど」といった日常的な会話ができる相手がほしいです。

text&interview:Honoka Yamasaki / photo:Rina Amagaya / retouching : Emi Yasuda / みらいふ編集部

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