プロフィール
左/きくみさん(55歳、レズビアン、NPO法人プライドハウス東京勤務、群馬県出身、日本虹色文化クラブ主宰)
右/ようこさん(56歳、レズビアン、会社員、大阪府出身)
パートナーシップ 2008年~(2025年現在、17年目)
住まい 埼玉県児玉郡
利用制度 緊急連絡先カード:あり(NPO法人パープルハンズ発行)
なぜ、活動を始めたのですか
きくみ:私は大学生の時からLGBTQ+の活動にかかわっています。たとえば初めてダイクウィークエンド(1985年から始まった女を愛する女たちの宿泊イベント)に参加したのは36年前、以来数えきれないほど参加しています。仲間がほしかったから、そして楽しいから続けています。人とつながり、仲間から多くのことを学べるので。やはりセクシュアリティを隠さず話せる場は楽ですし、仲間とのつながりは大事です。
私は知らない人に話しかけてつながりを作れる方だけれど、恥ずかしがり屋の人はそれができないから、そういう人も誘って、人目が気にならず、お金もかからないホームパーティーも20代の頃からしています。健康に気遣った手作りメニューを出して、食についても意識を高めてもらえています。
私が主宰する「日本虹色文化クラブ」については、私が英語、中国語、韓国語を長年学ぶ中で、偏見を持つ語学講師がいるのが嫌だったから始めました。クィアが差別を受けずに語学を練習できる、海外や田舎に住んでいるクィアともつながり、楽しく話せる場所を増やしたかったからです。
主宰するLGBTQ+活動について教えて下さい
きくみ:神奈川県に住んでいた時には、LGBTQ+とアライのための「虹色ウォーキング」を主宰していました。日曜の朝、駅で集合して堤防沿いをおしゃべりしながら歩き、その後ファミレスに行くのです。ウォーキングだけで帰る人も、ファミレスにだけ来る人もいました。飲み会と違うのは、健康的でお金もかからないこと。あるトランスの参加者は「運動したいけれど、更衣室の問題などがあってスポーツジムにも行けないから、人と一緒に歩くと楽しいし、友だちもできて良かった」と言っていました。
2023年から毎週水曜の夜に1時間「日本虹色文化クラブ」を、をオンラインでしています。まず全体でクィアに関するクイズを出したり、5分間プレゼンをしたりして、初参加者も緊張がほぐれるように工夫し、自己紹介、少人数に分かれて話し合います。話し合うテーマは大抵毎回決めています。対象はLGBTQ+の当事者のみ、もうすぐ100回になります。夕ご飯を食べながら参加する人もいます。英語の会と日本語の会を隔週でしています。参加者は毎回4人から10人位、これまで世界13カ国からのべ500人が参加しています。
ようこ:きくみちゃんがスライド作りや進行を担当し、私はブレイクアウトルームをつくるなど、テクニカルスタッフとしてサポートしています。
きくみ:この会に興味がある人には、まず私とお話してから、参加してもらっています。
活動をしてみてどうでしたか
きくみ:いろんな形で人とのつながりができ、多様な人たち、多様な生き方があることを学べます。興味深いし楽しいです。感謝もされて嬉しいです。今後もずっと続けていきたいです。


ちょこっとみらいふシェア!