2024-03-23

【親族カミングアウト】対照的だった親族との関係

プロフィール

右/長山さん(39歳、Q?or L、会社員、高知県出身)

左/中才さん(36歳、Q or L、会社員、兵庫県出身)

2017年~(2024年現在、7年目)

首都圏

WHY? ~なぜそれをしようと思ったのですか?~

長山 同性かどうかを気にするような家族ではないという信頼がありました。中才とつきあうようになって、相手が女性であることを家族に伝えようと思いました。

中才 大学生のときに勢いでカミングアウトしたのですが、うちの親は否定的なタイプで、少なくとも10年以上はケンカし続け、傷つけあったことも絶縁状態になったこともありました。

HOW? ~どのようにしましたか?~

長山 2017年9月、父は他界していたので母に伝え、その後、きょうだいにも伝えました。2018年の正月頃、母がこちらへ来たときに中才を紹介することができました。

中才 私もパートナーができたことは伝えたのですが、それでも「いつかは男性と結婚を」「子供を産み育ててこそ一人前」などと言われ、そのたびに全力でキレていました。私のことを母から聞いた兄は、自然と受け止めていたようで、兄の結婚相手にも伝えられていました。甥が生まれてから長山とふたりで兄一家宅へ遊びに行くこともあって、仲良く交流しています。両親が孫に会いに来た際に兄が会食に誘ってくれ、長山と両親の対面が実現しました。私たちが甥姪を可愛がっていることが伝わっていくなかで、母の気持ちも解けていったのか、長山と会ってからは私たちに対してフラットになったように感じています。

長山 ご両親にお会いしたときは化粧や服装で、いわゆるふつうの「感じの良いフェミニンなお姉さん」を演出していたので、ご両親の安心につながったのかもしれない(笑)。お父さんが「うちにも遊びにおいで」と声をかけてくれて、うれしかったですね。

~やってみてどうでしたか?~

長山 ふたりで地元へ帰省。年齢層の高い親族会にもポンと連れて行って歓迎してもらい、勇気づけられました。

中才 人権意識の高い長山のお母さんやごきょうだいに会って、安心感を持つことができましたね。その後、私の祖母の一回忌にもふたりで参列しました。

text by Mami Hagiwara / photo by Emi Yasuda / interviewed by みらいふ編集部
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